その中で記事には取り上げなかったけど、白骨温泉の偽装が発覚する前に、タイミング良く入浴剤の投入を止めてた温泉の事が書いてありました。
それは、宮崎県の極楽温泉っていうじゃない。
でも、そこって僕が先週の土曜日に泊まった所ですから〜、
残念!
霧島湧水を利用した露天風呂って開き直り斬り!
以前は、この露天風呂に入浴剤を入れて白濁させていたらしいんですけど、(当初は霧島温泉郷の新湯温泉の湯を運んできていた。)支配人が代わってから、むしろ「霧島湧水」を売り物にしたほうがいいと宿の方針が変更になり、入浴剤を入れるのを止めた。
そうしたら、しばらくして白骨温泉の偽装が発覚した。
というか極楽温泉でGoogleてみたら、入浴剤が入れてあったことは公然の事実だったみたいだった。
TV朝日の秘湯ロマンでも、露天風呂に霧島の湧き水使用と書いてあるけど、温泉とは書いてない。
入って極楽を感じたのは、内風呂の炭酸鉄泉で、外の露天風呂は高千穂峰の景色を楽しむものだと割り切ればいい温泉です。
本題に帰って、筆者の鵜飼さんは「温泉法」に問題ありと指摘する。
成分表示はあくまでも源泉のものだし、実際に入浴する所ではどうなっているかわかりやしない。
源泉かけながしが理想といえば理想なんだけど、きちんとできるところは少ないし、
黒川温泉(熊本)みたいに源泉のままだと温度が高すぎたり、成分が濃すぎて薄めないとかえって体に悪いところもあるみたい。
なお、この本の最後に「全国源泉100%掛け流しの宿200選」というのが掲載されていて、その中で僕が実際に入ったことがあるのは、
1.増富ラジウム温泉「不楼閣」(山梨−2003.8)
2.渋温泉「歴史の宿金具屋」(長野−2004.8)
3.湯ヶ島温泉「湯本館」(静岡−1996.11)
4.日奈久温泉「金波楼」(熊本−2001.3)
の4つ。